同じ日の屋根の温度を比べてみる

カテゴリー │現場での実例など

こんにちは。ツチヤ・フソウホーム 設計の石田です。

台風が過ぎ去って、また暑い日に戻りましたね。

今日は現在新築している2つの物件の屋根の表面温度を比較した結果をお伝えします。
同じ日の屋根の温度を比べてみる
1つ目はこちら

使用しているのはガルバリウム鋼板
同じ日の屋根の温度を比べてみる
色は濃茶色

測定時刻は午前10時頃です。
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表面温度は61.8℃でした。

2つ目も物件がこちら
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同じ日の屋根の温度を比べてみる
小さなサンプルで見るとアイボリーに見えるけど、施工後に見るとにしか見えませんね。

測定時刻は10時半頃です。
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表面温度は48.5℃でした。

その差13.3℃

屋根の材質は同じで、違うのは屋根の色のみです。
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どちらの物件も屋根断熱にセルロースファイバーを200㎜吹き込んでいます。
同じ日の屋根の温度を比べてみる
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断熱の裏側の温度は0.4℃しか差がありませんでした。

断熱の上の通気層でよほど排熱出来ているのかもしれませんし、窓全開で通風しているので、実際に冷房を効かせた状態とは条件が違うためかもしれません。

ただ、温度差が大きくなるほど熱移動も多くなるので、13℃の温度差が断熱材で完全にカバー出来るなんてことはないはずです。

屋根の色を変えるだけならお金も掛かりません。

夏が増々暑くなっている今、やはり屋根の仕上げ材の色は淡色にすることをお勧めします。



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