遣り方~地業工事

カテゴリー │明鏡の家 施工の様子

こんにちは。ツチヤ・フソウホームの石田です。

『明鏡の家』基礎工事が始まりました。

本日は、建物の位置を確定する“遣り方”とその後の“地業工事”の様子をご紹介します。
遣り方~地業工事
基準の点を境界杭から巻き尺で計って出します。
遣り方~地業工事
基準の高さを測定する為の“回転レーザーレベル”という機械を設置します。遣り方~地業工事
回転レーザーレベルで測定した基準の高さに木の板を取り付けます。

基準の高さになると受信機から“ピーピー”と音がします。

工事現場からピーピー音がしたら『ああ、高さを計っているんだな』と思って良いでしょう。
遣り方~地業工事
木の板が取付られたこちらが、“遣り方”です。

“丁張(ちょうはり)”とも呼ばれています。
遣り方~地業工事
こちらは“トランシット”という機械です。

建物の基準点を遣り方に延長してだしていきます。
遣り方~地業工事
先ほど取り付けた木の板に建物の位置を出しています。

遣り方と遣り方を結ぶ線を基準線を“通り芯”と言います。
遣り方~地業工事
通り芯をスプレーでマーキングします。

これを見印に掘り進めていきます。
遣り方~地業工事
息子も大好きなパワーショベルでどんどん掘っていきます。

掘った土は埋め戻す分を少し残して場外に搬出します。
遣り方~地業工事
今回も“床下エアコン”を採用するので、基礎の立ち上がりを少なくしています。

地中梁となる部分が多くなるので、土を掘る量が増えています。
遣り方~地業工事
所定の深さまで掘れたら砕石を敷いていきます。

深さの確認も砕石の厚さの確認も回転レーザーレベルを使用して行います。

ピーピーピーピーと高さを知らせる音が鳴り響きます。
遣り方~地業工事
その後、砕石上に防湿シートを被せて型枠を設置する場所に均しコンクリート(捨てコン)を打設します。

これで遣り方~地業工事が完了しました。
遣り方~地業工事
基礎工事前、まだ水道メーターが無く、仮設の水道が使えませんでしたが。。。
遣り方~地業工事
なんとか基礎工事前に水道メーターを付けることが出来ました。
遣り方~地業工事
現場監督の石田がさっそく道路をお掃除しました。

これまで掃き掃除しか出来ず心苦しかったのですがこれで一安心です。

次回は型枠~鉄筋工事の様子をご紹介します。







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この記事へのコメント
若かりし頃の話です。
建設会社にいた時です。
道路でトランシットを使うことがありました。
私はその先でポール持ちです。
道路上です。
ものすごく怖かったです。
でも皆よけて通ってくれ無事でしたが今でも恐怖を思い出します。
Posted by とまとむらとまとむら at 2022年05月23日 17:18
とまとむらさん コメントありがとうございます。
恐らく避けてくれると思っていても道路に立つのは怖いですよね。
木造住宅ではトランシットの出番はそれほど多くはありませんが、鉄骨造の現場では大活躍します。
通り芯の墨出しを先輩とやったのが懐かしいです。
Posted by ツチヤ・フソウホームツチヤ・フソウホーム at 2022年05月24日 08:41
床下エアコン?気になります♪
Posted by おしゃれアイアン手すり屋    ないてゅおしゃれアイアン手すり屋     ないてゅ at 2022年05月24日 08:55
ないてゅさん コメントありがとうございます。
床下エアコンは市販のエアコンで床下を暖めて家全体の暖房をする暖房方式で高気密・高断熱系の工務店や設計事務所で近年多く採用されています。
今回の明鏡の家ではお引渡し後も室温を測定させて頂く予定ですので冬の状況もお伝えしたいと思います。
Posted by ツチヤ・フソウホームツチヤ・フソウホーム at 2022年05月24日 15:58
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