2021年12月24日16:52
白い屋根が素敵です。≫
カテゴリー │新築工事日記│家造りの役に立つお話│現場での実例など
こんにちは。ツチヤ・フソウホーム 設計の石田です。
施工中の『楽暖(らくだん)の家』
本日は屋根のガルバリウム鋼板葺き施工の様子をご紹介します。
こちらがガルバリウム鋼板の屋根です。
長さは事前に計って手配しているので現場で長さを合わせて切ったりはしません。
端部の曲げ加工を行っています。この部分のみ少し切り欠いて加工します。
ガルバリウム鋼板が重なり合う両側の部分を“ハゼ”といいます。
今回使用しているガルバリウム鋼板を見てみると両側の“ハゼ”の部分が立っていることが分かります。
こうしたハゼを”立て(縦)ハゼ“といいます。
この屋根は立てハゼのガルバリウム鋼板を使用することから、ガルバリウム鋼板の立てハゼ葺きといいます。
低勾配(緩い勾配)でも使用が可能です。
今回の屋根は2寸勾配ですが、ほとんど平に近い0.3寸勾配でも施工可能な商品もあります。
他のメリットとしては何といっても軽いことです。
屋根の重さは耐震性能の確保の為に梁の大きさや耐力壁の量に影響を与えます。
軽い屋根はその点で有利に働きます。
耐久性も安価なスレート屋根などと比較すると高いので35年スパンの塗り替え回数でいけば1~2回分の差が出ると思います。
断熱性能が低いのが欠点だという人もいますが、以前にもお話したようにきちんと断熱されていて通気層が機能している建物であればその外側にある外装材の断熱性能が建物内の温度に影響を与えることはありません。
むしろ日射遮蔽性能(遮熱)の方が大きく影響を与えるので、遮熱塗料を塗られたものや日射遮蔽に有利な淡色のものを使用した方が室温には良い影響を与えます。
淡色を使用すると冬の暖房負荷は増えますが、それは断熱性能を向上させることで影響を少なくすることが出来ます。
今回はお施主様に“白”を選択して頂けました。
私を信用してくれたのだと信じています(笑)
反射光も気にならない低勾配なのでつやありの白を使用しています。
足場が取れて仕上がりが確認出来る時が楽しみです。
中の様子も少しだけ。。。
大工さんによって間仕切りの間柱や耐力壁の筋交い、柱の引き抜きに抵抗する為の金物の取付が進行中です。
次回はホウ酸による防蟻処理“ボロンdeガード”による施工の状況をお伝えします。
施工中の『楽暖(らくだん)の家』
本日は屋根のガルバリウム鋼板葺き施工の様子をご紹介します。
こちらがガルバリウム鋼板の屋根です。
長さは事前に計って手配しているので現場で長さを合わせて切ったりはしません。
端部の曲げ加工を行っています。この部分のみ少し切り欠いて加工します。
ガルバリウム鋼板が重なり合う両側の部分を“ハゼ”といいます。
今回使用しているガルバリウム鋼板を見てみると両側の“ハゼ”の部分が立っていることが分かります。
こうしたハゼを”立て(縦)ハゼ“といいます。
この屋根は立てハゼのガルバリウム鋼板を使用することから、ガルバリウム鋼板の立てハゼ葺きといいます。
低勾配(緩い勾配)でも使用が可能です。
今回の屋根は2寸勾配ですが、ほとんど平に近い0.3寸勾配でも施工可能な商品もあります。
他のメリットとしては何といっても軽いことです。
屋根の重さは耐震性能の確保の為に梁の大きさや耐力壁の量に影響を与えます。
軽い屋根はその点で有利に働きます。
耐久性も安価なスレート屋根などと比較すると高いので35年スパンの塗り替え回数でいけば1~2回分の差が出ると思います。
断熱性能が低いのが欠点だという人もいますが、以前にもお話したようにきちんと断熱されていて通気層が機能している建物であればその外側にある外装材の断熱性能が建物内の温度に影響を与えることはありません。
むしろ日射遮蔽性能(遮熱)の方が大きく影響を与えるので、遮熱塗料を塗られたものや日射遮蔽に有利な淡色のものを使用した方が室温には良い影響を与えます。
淡色を使用すると冬の暖房負荷は増えますが、それは断熱性能を向上させることで影響を少なくすることが出来ます。
今回はお施主様に“白”を選択して頂けました。
私を信用してくれたのだと信じています(笑)
反射光も気にならない低勾配なのでつやありの白を使用しています。
足場が取れて仕上がりが確認出来る時が楽しみです。
中の様子も少しだけ。。。
大工さんによって間仕切りの間柱や耐力壁の筋交い、柱の引き抜きに抵抗する為の金物の取付が進行中です。
次回はホウ酸による防蟻処理“ボロンdeガード”による施工の状況をお伝えします。