施工現場も活動再開!

カテゴリー │新築工事日記

こんにちは。ツチヤ・フソウホーム 設計の石田です。

施工中の『楽暖(らくだん)の家』。年始の作業が再開しました。
施工現場も活動再開!
床面の気密性を高める為に下地の合板の継ぎ目や床から貫通している配管廻りの隙間を専用のテープやコーキング材で埋めていきます。

この作業は本来は床断熱の場合に行うべき作業で、当社で採用している基礎内断熱の場合は不要です。

床断熱の場合、床下と外の空気を行き来させるので床下に進入した外気が床から上に入らないようにする為に床面の気密性を高める必要があります。
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当社で採用してい基礎内断熱の場合は外の空気は入れずに床下も室内と見なします。

ですので、床面で気密をとる必要はない訳です。

なぜ基礎内断熱なのに床面の気密性を高めているのかというと、『床下エアコン暖房』の効率を高める為です。
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床下全体をエアコンで暖める床下エアコンでは計画された位置に上のような吹き出し口を設けます。

床面の気密性能が低く吹き出し口以外からエアコンの暖気が昇ってしまうと計画通りに暖房出来なくなってしまいます。

それを防ぐ為に、床面の気密性能を高めているんです。
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あいにくの雨の中ですが、本日はJIO(日本住宅保証機構)さんの構造検査です。

ブルーシートで養生して雨で構造体が濡れるのを最小限に防ぎます。

結露や乾燥による変形を防止する為に必要な工程です。
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構造検査では柱や耐力壁の金物や釘が規定通りに取り付けられているのかがチェックされます。

現場監督の石田が事前にチェックしているので指摘を受けることはほぼありません。

今回はコーチパネルを耐力壁として使用していない部分で釘を1本打つように指摘をされました。

厳しい...。完璧に近い現場だと検査員の指摘のレベルも上がってきます。
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続いてお役所の検査。確認申請の審査機関が行います。

こちらは特に指摘を受けることなく合格しました。

今日は外張りの付加断熱を施工する予定でしたが、雨の為、断念。

外張り断熱の様子は次回の記事でご紹介します。
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施工現場も活動再開!
いよいよ今月は構造・断熱を観て・訊いて・体感できる『現場見学会』が開催されます。

来場者特典も御座います。

住宅の新築・リフォームを検討中の方、最新の住宅性能に興味のある方、奮ってご参加ください。




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