陽景の家 温度測定 続報

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こんにちは。ツチヤ・フソウホーム 設計の石田です。

『陽景(ようけい)の家』では暑さに負けずに工事が進行中です。

前回はセルロースファイバーの表面温度が室温と変わらない状況をお伝えしました。

あれから気温も上昇し、梅雨が明けたので日射を浴びる時間も増えています

現在はどうなっているのか?気になる温度をお伝えします。

陽景の家 温度測定 続報
室温/湿度です。

室温 30.9℃

相対湿度 59%

絶対湿度 18.7g/㎥
 です。

相変わらず1階と2階の室温にはほとんど差がありませんでした。

大工さんは作業中窓を開けているので、窓を開けることによる排熱効果もでているのかもしれません。

気になる屋根断熱のセルロースファイバーの下端の温度ですが。。。
陽景の家 温度測定 続報
33℃。。。

室温+3℃です。

屋根の表面温度は前回70℃でしたが、今回は66℃でした。

恐らく前回までは梅雨の雨もありセルロースファイバーに熱が伝わりきる前に冷やされていたのが、梅雨が明けて晴れの日が続くことで熱が抜けきらず表面温度の上昇に繋がったのではないかと推測します。
陽景の家 温度測定 続報

2階の天井のプラスターボードが張ってあったので表面温度を測定しました。

温度は32℃屋根からの日射熱の影響をうけています

窓を開けているおかげか室温を上昇させるにはいたっていませんが、さすがに暑い日が続くと温度に影響を与えることがわかりました。

夏はやはりある程度の断熱性能を満たした後は日射の影響が非常に大きいと思います。

前回屋根の色による違いをカバーできるかも。。。。と思いましたが、やはり屋根材は淡色のものにした方が良さそうです。

ちなみに
陽景の家 温度測定 続報
既にたっぷり日射を浴びた東南の内壁の温度は32℃
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まだ日を浴びていない北西の壁面は30℃でした。

日射の影響の大きさがわかると思います。

外壁の表面温度も計ってきたので紹介します。
陽景の家 温度測定 続報
日なたの白い外壁 34℃
陽景の家 温度測定 続報
日なたの茶色の外壁 39℃

13:30の西面で測定したので夕方にはさらに差が広がるのではないかと推測します。
陽景の家 温度測定 続報
日陰(軒下)の白い外壁は31℃

日射による影響を受けないので外気温とほぼ同じです。

日射遮蔽の重要さがわかると思います。

今回セルロースファイバーの温度が前回より上がりましたが、室温を考えれば十分優秀な結果が出ていると思います。

何せ暑すぎますので。。。

この暑さの中まったく影響を受けないわけがありません。

最高レベルの断熱性能と日射遮蔽計画による冷房の効きを早く体感したいものです。

温度の測定はまだまだ続けていきますので、変わった結果がでたらまた報告したいと思います。

それにしても暑い。。。

大工さんいつもありがとうございます。

木工事完了まであと少し。

体調に気を付けて作業をお願いします。













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