型枠~鉄筋工事の様子
こんにちは。ツチヤ・フソウホーム 設計の石田です。
『明鏡の家』は
基礎工事が進行中です。
均しコンクリートに型枠の位置を印します。
こうした作業を
“墨出し”といいます。
墨出しした位置に外回りの型枠を設置します。
耐圧版の部分と立ち上がりの部分を同じ型枠で兼用すると綺麗に仕上がります。
今回は一部布基礎となる部分があります。
そこは木で型枠を組んでいきます。
木の型枠を組む専門の職人さん(型枠大工さん)も存在しますが、木造住宅の基礎ではまずお目に掛ることはないと思います。
外周の型枠が組み終わったら、
鉄筋工事(基礎配筋)の開始です。
専門の
鉄筋工の職人さん(通称 鉄筋屋さん)の手によって、一日でこれだけ進みました。
地中梁を入れることで床下エアコンの妨げになる立ち上がりを減らしつつ、耐震等級3を取得した
頑丈な基礎になります。
二日目。
豪雨によって掘った部分に
水溜まりが。。。
鉄筋屋さんからの
SOSを受け、現場監督の石田と共に現場に向かいました。
水中ポンプを使って水を抜きました。
取り合えず均しコンクリートよりも下に水位が下がったので作業が再開されました。
鉄筋が組み終わりました!
基礎の鉄筋のピッチや太さは
許容応力度計算による構造計算によって毎現場変わりますが、スパン表の基準よりはピッチは細かく、主筋の数・太さは増える傾向にあります。
しっかり計算しないと、
本当に必要とされている基礎の強さにはならないということです。
次週は水道業者さんによる先行配管の施工と配筋検査を受けた後、
コンクリートの打設となります。
今のところ天気の心配は必要なさそうです。
それまでに溜まった水を完全に出しておかなければ!
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