壁の内装材の話① 壁の内装材の種類
こんにちは。ツチヤ・フソウホーム 設計の石田です。
前回までは
床に使用する内装材についての種類や特徴についてお話しました。
今回からは
壁に使用する内装材についてお話していきます。
まずは壁に使用する内装材にはどんなものがあるのかをご紹介していきます。
ではいきます。
まずはこちら
木質系の内装材です。
無垢の羽目板や合板。複合材のものなどがあります。
腰壁の部分だけ木を張るのがもっとも多い使用方法かと思います。
アクセントに使用したり、部屋全体を木で張ることも可能です。
火気使用室の内装制限に注意が必要です。
続いて
塗り壁系の内装材です。
使用する材料によって、
土壁、珪藻壁、漆喰壁などの種類があります。
仕上げる模様の付け方も使用する道具(
コテ・ハケ・ローラー)などで分かれますし、同じ道具を使用しても均し方で模様が変わります。
落ち着いた模様だと見た目的には特徴がありませんが、塗り壁特有のメリットは多々あります。
詳しくは後日別の記事でお話します。
石材系の内装材です。
一般的なところでは
タイル。最近よく使われるのはリクシルの
エコカラットでしょうか。
外装材のサイディングを内装材で使用することもできます。
重厚感があるのでアクセントとして使用するか、水に強い特性を利用して水廻りなどに使用することが多いです。
壁紙(クロス)です。
もっとも多く採用されている壁の内装材はこちらだと思います。
色柄の種類が豊富で、調湿や傷に強いなど
様々な機能をもった商品があります。
使用するグレードにもよりますが、もっとも
安価に仕上げられる材料ではないかと思います。
塗装仕上げです。
壁の下地として使用される石膏ボードに塗料で塗装をして仕上げます。
比較的安価です。
色を自由に選択できます。
パネル系の材料です。
主に
水廻りなどに使用されます。ユニットバスの内部はどのメーカーでもパネルが使用されています。
FRPなどの
樹脂が一般的ですが、
ホーローなどの金属・ガラス系の材料もあります。
さらっと壁の内装材の種類をご紹介しました。
次回からは、
特徴やメリット・デメリットについて詳しくお話していきます。
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